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NPL 2015 Review  by Shimon/渡邉選手 NPL QLD 2015を振り返って

14/9/2015

 
今期のNPL QLD(豪州実質2部)を闘い終えた渡邉志門選手に、シーズン2015の総括を中心にロングインタビューを敢行しました。オーストラリアのサッカーリーグ環境や選手個々の質などを中心に、現場で闘ってきた本人だけが語れる独自の本音に迫ってみました。


①:NPL QLDを1シーズン通して闘った素直な感想を教えて下さい。NPLのサッカーの質や特徴についてお願いします。

①-a:
チームについて

(渡邉):まず大前提として、このリーグ(NPL QLD)、そこに参加しているFNQ HEATというチームはプロフェッショナルリーグ・クラブではなく、一人一人が仕事や家庭を持っています。練習や試合があっても100%サッカーを優先しているわけではなかったのでチーム全体的にもムラがあり個々のレベルもけっこう差があると思いました。例えばウチのクラブのエースは元・Aリーガー(豪州1部プロリーグ)なんですけど、メンバーが揃わなかったら17歳でユースチームの選手をトップチームに引き上げたりします。逆に言えば若い選手でもチャンスがもらいやすいチームなんだと思います。

※1: クラブによっては、フルタイムの選手契約を数人のキープレーヤーと交わす場合もある。
※2: FNQはアウェイ戦全てが飛行機移動・宿泊が伴うので、経営費用の大部分を運営に回さざるを得ない現状があり、選手の契約内容が他のNPLと比べてシビアである。

①-b: リーグについて

(渡邉):リーグでもチームによって、力の差がかなりあるように感じました。僕のチームのオーストラリア人は力のあるチームとの試合や、リーグ終盤のプレーオフに影響する緊張感のある大事な試合で、高いパフォーマンス見せたかと思えば、あまり力のないチームの試合は力を抜いたり緊張感のないプレーに終始している印象でした。まあ良くも悪くも「オージー(オーストラリア人全体を指すの愛称)」って感じのチームでしたね(笑)。

オーストラリアはかつてイギリス領だったので、英国系(イングランド人、スコットランド人、アイルランド人)の移民が多いです。その関係で、どこもイングランドのサッカーを模範にしている傾向が強いと思います。因みにFNQ HEATの監督はスコットランド人。ある日の練習中、監督に「シモン!お前はいつも横パスかバックパスばかりしてるな!もっと前にパスをしろ!」って怒られましたね(笑)。 横パスを選ぶなら縦にどんどん行け!って感じですね。1対1の場面では、自ら仕掛けて個人で打開しろ!っていうところもありますね。あまりパスで細かい局面を打開するアイディアはありませんね。なので基本的に速い攻撃・速い展開がオーストラリアサッカーの魅力です。 だからこそ日本人のマルチな能力、視野の広さ、技術の高さはオージーには備わっていない部分なので、そこは日本人として違いを見せられるポイントだと思います。


②:NPL QLDを通してホーム戦・アウェイ戦とありました。移動時に心がけていた事。試合前に心がけていた事。試合後に心がけていた事。それぞれ教えて下さい。

(渡邉):僕の所属していたチーム・FNQ HEATはケアンズを拠点としたチームです。NPL QLDはケアンズから2000km離れた州都のブリスベンを拠点とするクラブを中心に構成されるリーグなので、アウェイ戦は基本的に飛行機移動でした。当然、移動時間が長かったので、足がむくまないようにカーフタイツを装着していました。 僕は平日仕事や学校(語学学校)があるので、毎日疲れが溜まっている状態でした。なので、基本的にアウェイ戦の移動中は寝るように心がけていました。ナイトゲームの日は、夜に身体が重たくなるので、当日の朝、移動前に20分だけ軽くランニングをして備えました。試合後、チームメイトはクールダウンをしないので、自分はクールダウンをしっかりするようにもしていました。


③:外人枠のあるNPLクラブに入るに辺り、どのような経緯でFNQに入団したか、当時の心境など併せて教えて下さい。

(渡邉):僕の場合は、Aリーグでプレーするという目標があったので、少なくともその下のリーグ(2部相当のNPL)に入らないとチャンスはないと思っていました。だから、何としてでもNPLのチームに入りたかったので、まずそこに行くチャンスをずっと探していました。殆どのNPLクラブは外国人枠の選手(1チーム最大2人のみ)を既に獲得していたので、外人枠に当たる自分は、練習参加するのも難しかったのです。色々試行錯誤する中、FNQ HEATはトライアルのチャンスをくれたので、連絡をもらった翌日にケアンズまで弾丸トライアルを敢行しました。その時は、空港で一夜を過ごしました(笑)。翌朝監督にピックアップしてもらった時は、練習まで自宅で昼寝させてもらったり、結局その夜も宿泊させて貰ったりしました。まだ契約してなかったのに・・・(笑)。ケアンズという田舎街ではありましたが、色々な経験をさせてもらい、色々な人に支えてもらいました。そして、プロフェッショナルな組織とは言えないクラブではありましたが、温かく迎えてくれたFNQ HEATには感謝しています。


④:今年は豪州挑戦2年目でした。1年目はBPL(実質豪州3部)でプレーしました。NPLとBPLの両リーグを知る選手として、双方の違い(レベルも含め)などはありましたか?具体的にはどのような点が挙げられますか?

(渡邉):NPLとBPLは、単純に選手個々のレベルが違います。サッカー自体は変わりませんが、個人のレベルが高くなるのでポゼッションも自然と高まります。でも基本的にはオージースタイルのサッカーなので、速い攻撃・速い展開のプレースタイルが両リーグの共通点であり、醍醐味ですね。 また、BPLだと外国人枠の制限がないので契約出来る可能性が広がりますが、NPLだと外国人枠の制限があるので、良い選手でもNPLクラブと契約出来るかどうかは別問題です。僕ら日本人から見ると、NPLとBPLのサッカーの質やレベルはそんなに変わらないものかもしれません。でも、そこで実際にプレーして契約できるかどうかはかなり違います。そういう意味ではレベルは違うのかもしれません。またNPLクラブと契約をするためには、他の選手にあらゆる面で上回るような実力や一芸がないといけないのも事実としてあります。そういう意味ではそれぞれのリーグでプレー上で求められる役割・責任が違ってきます。それがNPLとBPLの違いにもなるかもしれません。 更に、これがオージー目線だと選手の評価もまた違ったものになるかもしれません。


⑤:NPLはAリーグの下のカテゴリーに当たります。日本のサッカーと比べてオーストラリアのサッカーはどのような印象がありますか?

(渡邉):オーストラリアはイングランドサッカーの影響をとても強く受けています。繰り返しますが、速い攻撃・速い展開が醍醐味です。細かいことよりダイナミックに大きくサッカーをするイメージですね。守備も一緒であんまり粘り強く守備するというよりは、ガツンと潰しに行って、万が一抜かれても「しょうがない、キーパー頼む!」みたいなところがあります(笑)。なので、キーパーの見せ場がかなり多く、そういう環境で育つからか日本よりもポテンシャルの高いGKが沢山いる気がします。体格もあるので対人に強く、身体能力が高いのも関係しているのかもしれません。 ただ先程も言いましたが、マルチな能力、視野の広さ、技術の高さは間違いなく日本の方がレベルが高いです。オーストラリアでは、セービング能力に優れるGKであっても、キックの精度がイマイチな事は、よくあることですね(笑)。 日本のスーパーなGKは出来る事がバランス良く備わっています。個々が持っている能力がアンバランスなオージーのGKは、オーストラリアの国民性も感じさせますね。これはフィールドプレイヤーにも言える事で、オーストラリアは一芸を持っているフィールドプレーヤーも多いです。 僕自身は日本だとセンターバック以外のポジションで器用された事はなかったのですが、今シーズン半分以上サイドバックで起用されました。それは対人に強く、他のセンターバックより技術が安定しているからだと思います。 シーズンの始め、監督に「俺は今までセンターバック以外やったことない」と話したら「信じられない、今年はNo.2〜6までやってもらう」と言われました。右サイドバック、センターバック、左サイドバック、ボランチまでやれ!ってことですから(笑)。それだけ考えても、日本とオーストラリアは全然違いますね。


⑥:強い気持ちを持ってシーズンを闘い抜きました。この情熱を今後も競技にぶつけていきますか?新たな目標はありますか?

(渡邉):基本的にAリーグでプレーする事を目標としています。Aリーグの移籍期間が終了するまで、そこは諦めません。ただ来年サッカーを続けるかどうかは今後次第なので何とも言えないですね。 ただ一つ言えるのは最後の最後まで諦めず準備する事。それが、今の僕ができる最大限の事だと思います。

ありがとうございました。

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A-League Brisbane Roar U-21戦の風景。気温35℃以上のデイゲームをこなす事も頻繁だった今期。灼熱の試合をこなした直後に飛行機で直帰。真夜中に自宅到着。NPL QLDの最果ての地にあるクラブ・FNQが綴った熱い一年を彷彿させる一枚。
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FNQの闘将・スコットランド出身のマーティン監督。複数の外国人枠のオプションの中から渡邉を一目見て獲得を即決。この熱い人物の存在なくして、今期の渡邉の躍進は語れなかった。フットボールの国から来た男が野心に燃える日本の蹴球男児に求めるものは、常にローカル選手よりも高かった。

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