Our Go Zamurai founder - Rinichi Mikami has been appointed as Technical Director at Southside Eagles FC. Southside Eagles FC is one of the clubs with the largest number of registered players in QLD. And in multiple positive reasons, the club has a massive potential to keep growing. Southside Eagles hold FQPL1 Men's competition as well as NPL youth and NPL junior (SAP) teams as their elite categories across the club. Additionally, the club have numbers of potential elite female players. Rinichi will oversee these elite programs around NPL/SAP space as well as putting his eye on player's development. Rinichi is also motivated on to players identification from his day to day job. Massive job will be ahead in 2023 at SSE. The following posts are copyrighted by Southside Eagles FC
オーストラリアで4シーズンプレーする安。今季はパースのソレントFC(NPL WA・豪2部相当)でプレー 安 柄泰(あん びょんて)という選手をサポートしてから今季で4シーズン目になる。今季、安は、オーストラリアの西海岸の都市・パースにあるソレント・FC(NPL WA・豪2部相当)でプレーした。安は在日コリアン3世の日本育ちだ。大阪屈指の進学校から受験で筑波大学に入学した秀才の一面も持ち合わせている。とは言え、激しいプレースタイルが持ち味の安の大学サッカーは、その分岐点において怪我が多かった。
タスマニアでは国内でもトップレベルの競技場で毎週末熱い試合をこなした。
これまでサポートしたエリアを除外するともう残っているのは主要都市レベルで見ると、パースとアデレードしか思いつかない。安はパースに行きたいという。そこから選手としての安に興味を持ってくれそうで、そして安も上位に食い込めそうなパースのチームを一緒に探した。イングランドのトップリーグプレー経験のあるコーチが監督を務める、パースではよく認知されているソレントFCに安の4シーズン目のチャレンジが決まった。 センターバックが基本の安は今季はウイングバックを任されるなど、新しいチャレンジがピッチ上でもあった。そして、「今が全盛期かもしれない」と本人が少し前に話してくれた位、今季の安は良かった。他の競合クラブよりも選手バジェットに劣るソレントFCだったが、最終的にはリーグ戦4位。セミファイナルも勝ち抜き、決勝行きをかけたプレリミナリー・ファイナル(オーストラリアは地域によってそれぞれ特殊なファイナルシリーズが存在する)で死闘を演じ切るまでチームはシーズンを通して走り続けた。チームとしての素晴らしいシーズンを彩ったその中心に、1シーズン複数ポジションでフル稼働した安がいたと言っても良い。 ソレントFCのオリジナルロゴと、今年で創立50年になる同クラブのスペシャルロゴ 安の持ち味は相手も自分も一歩間違えれば怪我をするほどギリギリの競り合いと球際の勝負だ。 選手として人間として安はパースで愛された。NPLレベルのリーグで加入初年度の選手がキャプテンマークを巻くことは殆どない。ソレントFCで沢山の役割と居場所を与えられた安は躍動した。そして安の能力と人間力を正当に評価した監督とクラブにはこの場を借りて感謝とリスペクトの気持ちを送りたい。
パースで充実した時間を送っていた安は、実はシーズン中に、ある外資系会社からオファーを受けた。安は、三カ国語をネイティブまたはビジネスレベルで使いこなせるのに加え、ビジネスマンとしての素養と知性もある。そんな安に興味を持った会社が安をアデレードに呼び寄せた。サッカーとの両立を誓った安は、シーズン終盤にパースと並ぶ主要都市・アデレードに移住した。そして、ファイナルシリーズ時期は距離にして片道2200kmの移動を苦ともせず飛行機に飛び乗り、週末の試合と平日の仕事を二州にまたがってこなす荒業を見事にやってのけていた。 多くの州で生活し、サッカーをしながら人生を研鑽したいと当初から話していた安の想いが実際に形になっている。これまでの足跡をよく知るものとして、安の人生を懸けた挑戦を肯定するし、これからも応援していきたい。 セミファイナル終了後、安堵の表情を見せる安。ムードメーカーかつハードワーカーとして、自分の活きる場所を自らの言動で作っていた。
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October 2022
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