Gold Coast Cup 2014 Finalist/ゴールドコースト杯U-16準優勝

I'd like to say thank you very much to boys and parents who have been committing to play and support with Olympic FC/U-16 in Gold Coast Cup 2014.

We have played Grand Final today vs local rival Brisbane Force/U-16. We played 0-0 in 80mins, then went to extra half. Our captain was sent off in 2nd half and we were forced to play 15 mins till finish plus extra half 20mins. We looked going to Penalty shooting battle though, Brisbane Force created a fantastic goal against us last 30seconds. After a few seconds we heard ending whistle..

Our team has started working 3 weeks ago after the season. Some players came from other clubs but now we became a strong team. I'm so happy for have been sharing 7 games in this tournament with you guys. And this experience makes you have confident and you already got good progress as footballer. I'm very proud of you. Once again thank you very for showing great performance.


ゴールドコースト杯という国内のユース年代ではトップレベルのトーナメントに参加しました。私はQLD州のNPL（ユース年代ではトップレベルのリーグ）クラブで地域において最も大きな組織力を持つオリンピックFC・U-16チームを監督代行として率いました。結果的には、他の州の代表チームがひしめくリーグ戦、トーナメントを決勝戦まで勝ち抜きました。残念ながら決勝では延長戦ロスタイムの残り30秒位の段階で先制点を許し万事休す。惜敗とはこういったものだと思います。各州に設けられたNPLは地域の優れた選手が活躍の場を求めるリーグです。そしてNPLではポゼッションが最重要視されています。そのせいか窮屈なシステムサッカーに対してフィット出来ずに悩む少年達を散見して来ました。


私が率いたオリンピックFC・U-16は個人的に指導して来た選手が多く、フィジカル・体躯に恵まれています。しかし、足下は秀でて上手い訳ではありません。シーズンを6位で終えた彼等の周囲からの予想は全国規模の大会出場なので、とりあえず最下位にならなければという非常に低いものでした。私が準備期間から彼等に求めたのは三点。フィジカル、ハードワーク、ハードコミュニケーションです。持ち前の身体の強さを活かして攻撃サッカーを尊重。対人は絶対に負けない。走り切る。試合中は各シーンで味方を褒め、時には叱責する。皆で盛り上げる。つまり、彼等がシーズンを通して出来ていなかった事を敢えてチャレンジさせました。このサッカーは、ある意味クールなNPLの育成サッカーとは一線を画します。それで良いと確信して来たのでやらせてみました。


すると、技術に勝る他の州代表チームや、リーグ戦で負けた相手をどんどん凌駕するサッカーを見せるようになったのです。早々に退場者（キャプテン）を出した決勝は延長の末負けましたが、非常にダイナミックで相手に驚異を与え続けるサッカーをしたのは、大会中、この年代ではオリンピックくらいだった気がします。そういう意味で、NPLの現行システムに何かを投げかける事が出来たのではないかと考えています。


これからチームはオフシーズンに入り、新たな組織が構成されます。監督代行の私を含め、多くの選手が同じグループではなくなりますが、大会を通して自分の持ち味・強みに気付けた選手達には、必死の努力を期待したいと思います。